【ゆめ。そろばん】失敗も成功のもと!自立心と判断力を磨こう!
こんにちは、宇都宮の子供たちのゆめ(夢)を形にする、
ゆめキララキッズスクール ゆめ。そろばん教室の宗形(むなかた)です。
先日、20代の方でしょうか・・・あるお店で購入するにあたり、店員さんに、 「親に確認してみないと・・・」、「親が良いと言えば良いです!」 こんな言葉が耳に焼き付き、判断力の乏しさと親への依存心の強さに驚きました。 親が言った通りにやれば間違いないというのは、そのように親が育ててきた証であり、 それについて親自身が無意識であるということに、私もひとりの親ですので、問題を感じました。 ご飯やおやつ、遊ぶおもちゃなど、子供の内は、当然あらゆる判断を親が行います。 環境や気温などのあらゆる外的環境、体調やその時の状況など様々な事象の中から、 「最適」と思われるものを親が決めていきます。 我が家もそうでしたが、子供が小さな頃は、着るもの一つにしても、 子供に任せると寒い日に半袖で出かけようとしたり・・・、 上衣とズボンがチグハグで可笑しかったり・・・、 余計な手間がかかってしまうので、「こうしてね」という方が楽だったりもしました。 しかし、今となって思うことは、親の責任は子供を自立させることであり、 自己判断で自己責任のとれる子供に育ってもらいたいと思っています。 かと言って、判断力が十分ではない段階で「うちは子供に全て任せています」というのは育児放棄ではないかとも・・・。 正直、難しいところです。 成長の段階によって、必要な情報の中から選ばせること、そして、時には失敗をさせることが必要だと考えています。 例えば、おやつ1つにしても、子供の健康を考えて必要なものを必要な量だけ食べさせることから、 親が良いと思うおやつを2つ用意して選ばせたり・・・ 更に、「100円で好きなものを買って良い」など、選択の範囲を広げていくような、 段階的なトレーニングをさせるなど、日常生活の様々な場面にその機会はあります。 そろばんなら、検定を受けるかどうかという判断は、そのトレーニングに最適だと思います。 なぜなら、結果が明白だからです。 失敗をした時には自分の準備不足、努力不足を自身が受け止めなければなりません。 しかし次のチャンスも用意されているので、失敗しても次に頑張ればいいのです。 時には失敗をさせながら、結果に対して責任を取ることを恐れない、 そんな自立した大人になってほしいと、そろばんの技術も含め、 厚かましくも「親」という目線で、生徒たちに接しています。