ゆめキララキッズスクール

コラム

子供視点での「勉強の重要性」の実感【プロボ】

こんにちは、プログラミングスクールPROBO(プロボ)講師の青柳です。
本日は、「なぜ勉強は大切なのか」というお話をさせて頂きます。

勉強が大切という実感

前提として、勉強の重要性に疑問を抱く大人はいないでしょう。
現代社会の就職において学歴は重要であり、もちろん学校で学ぶ知識や技術は人生の糧となります。
ですがそれは大人視点の話です。

9歳の子供に18歳の大学入試の話をしても、それは「自分の年齢の倍」ほど未来の事であり、実感が薄くとも無理はありません。
自分の年齢の倍ぐらい未来……この感覚を40歳の大人の立場で考えれば80歳の話となります。
老後の計画を綿密に立てている方も多いとは思いますが、80歳の時点で明確に何かを成すという目標を掲げている方は少ない筈です。
このあたりの感覚は「歳を取るほどに1年が短く感じる」という感覚の原因の1つとする説もあるようですが、このあたりは横道ですので割愛します。
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勉強した内容を活用できる場の重要性

上の話をもとに、子供視点での「勉強の重要性」の実感を高めるには、「勉強を活用出来る場」に触れてもらう事が有効だと考えます。

たとえば夏休みの自由研究もその一つとして活用できます。
社会で勉強した事を活かして地理の調査……川沿いの地形が昔からどう変化しているかを調べたり。
理科で勉強した事を活かして植物の観察……理想的な環境と粗雑な環境による植物生育の差を調べたり。
算数で勉強した事を活かして図形の研究……企業のロゴや国旗などの図形がどんな角度や位置関係で指定されているかを調べたり。

などなど、学校の勉強は紙のテスト以外でも活用できる場面は多いです。
こういった「勉強していたから出来た」という実感は、子供視点で勉強の重要性を「今」感じる事が出来ます

 

そこでプログラミングがおすすめ

プログラミングは学校で勉強した事を活かせる場面が多いです。

図形や立体の認識能力はもちろん、計算についてはプログラムが自動で行いますが「どう計算させるか」を考える事は文章題を解くような感覚にも通じます。
カリキュラムが進むと英語のプログラミングが登場し、英単語の知識があった方が理解がスムーズになります。
作品制作後のプレゼンや、トラブル発生時に「いまどんな状態でエラーが出ているのか」を説明する際には国語力も問われます。

楽しみながらプログラミングを勉強し、さらには学校の勉強のモチベーションも上げて頂ければ、先生としてもとても嬉しい事です。