【ゆめ。そろばん】お口にチャック?!口ごたえも成長の証!
こんにちは、宇都宮の子供たちのゆめ(夢)を形にする、
ゆめキララキッズスクール ゆめ。そろばん教室の宗形(むなかた)です。
現在、ゆめ。そろばん教室では、保護者面談を実施中です。 毎回送り出すものの、帰ってきて感想を聞いても、 「そろばんやってきたよ」「たのしかったよ」の1言だけしかなく、 生徒の状況がわからない保護者様もたくさんいらっしゃいます。 そんな保護者様に、ぜひ生徒たちの頑張りと安心をお届けしたく、 毎年2回、行っているイベントの1つでもあります。 私も2児の母でもあるので、ついついお母様達とお子様の話で盛り上がってしまうのですが、 愚痴(?)のひとつに「うちの子最近は口ごたえばっかりで」と聞くことがあります。 私はそれを聞くと「良いことですよ」と真逆に近い感想を述べるので、 不思議そうな顔をされます。
何故良かったのか。 それは「口ごたえ」や反発をする時期というのは、自分の頭で考え始めた証拠だと思うのです。 親の言う事を聞く子は、一見、良い子と思われるかもしれませんが、自主性が無いとも言えます。 考えるからこそ疑問が出てきたり、反発もしたくなる年頃だと思います。
日本の教育にはディスカッションが足りないと感じています。 黙って聞くことが学習であるという昔の教育は、グローバルな現代社会では 通用しない場面が増えています。 ある考えに対して自分なりの見解を持つこと →それを言葉にして、相手に伝わるように発信すること →相手の言い分も理解すること →そして、解決方法と適切な手段を見出すこと。 相手を説得するためにはロジカルに考え、表現力も必要です。
そうは言っても、私も保護者の皆様と同じです。 大人は自分自身の経験から、「あたりまででしょ」と子どもの意見を 一刀両断してしまうことが多くありますが、子どもの反発を好機ととらえて、 意見に耳を傾けてみようと思います。 十分に聞いたうえで、「どうしたいのか」「どうするべきか」を 聞いてみようと思います。 口ごたえをする時期というのは、逆にしっかりと納得できたことに対しては 実行力を発揮します。
子どもの口ごたえの時期は、親がお口にチャックをする時期なのかもしれませんね。